「きらめき☆てんこもり♪」は、「ふれんどらいん」を運営している江井島広告制作の代表「KURACHAN♪」がお届けするインスピレーションと知識の共有の場所です。 広告デザインはビジネスの成功において重要な役割を果たすとともに常に変化し続けています。 このブログでは、長年の経験と洞察力を基に業界の最新動向やトレンド、クリエイティブなアプローチに焦点を当て、読者の皆様に価値ある情報を提供します。

2024年01月31日

「生成AI」がデザインの未来を切り開くとウワサなので まあまあ期待してみる

デジタル時代のデザイン業において、生成AI(Generative AI)による制作も増えてきたような今日この頃です。
今回は、僕が広告制作デザイナーとしての経験から見た、生成AIがデザインの世界にもたらす変革や影響についてをお伝えいたします。


1. 創造性の加速
生成AIは、アイディアの提案から実際のデザイン作業に至るまで、クリエイティブプロセスを加速させる要素となっています。
問題を解決したり目標を完了するための方法手順であるアルゴリズム(算法)が学習し、デザインのトレンドやスタイルを理解することで、デザイナーはより迅速にアイデアを形にできます。

2. パーソナライズドなデザイン
パーソナライズには、「一人ひとり(person)にあわせて変更する」といった意味があります。
生成AIは大量のデータをもとに学習するため、ユーザーの好みや傾向を理解し、パーソナライズドなデザイン提案を可能にします。
これにより、ユーザーとのコミュニケーションが深まり、デザインがより効果的になるでしょう。

3. デザイナーとAIの協力
生成AIはデザイナーを補完する存在として位置づけられます。
手作業で難しい作業や、反復的なプロセスをAIに任せることで、デザイナーはより創造的で戦略的な仕事に集中できるようになります。

4. 新たな表現手法の発見
AIのアルゴリズムは従来のデザイン手法とは異なるアプローチを提示します。
これにより、新しい表現手法やデザインスタイルの発見が期待されます。
デザイナーとAIのコラボレーションが、未知の領域への扉を開けることでしょう。




このように生成AIは素晴らしい進歩を遂げていて期待も高まりますが、いくつかの問題も存在しています。
以下に、生成AIの一般的な問題点をいくつか挙げてみましょう。


1. バイアス(「偏り」「偏見」「先入観」)と不公平性
生成AIは学習データから学ぶため、そのデータに偏りやバイアスがある場合、AIが生成する結果にもそれが反映されることがあります。
これにより、特定のグループに対する差別的な表現や偏見が含まれる可能性があります。

2. クリエイティブな理解の限界
AIはデータから学ぶため、人間が感じるような創造的な直感や独創性が限定されています。
一部の生成AIは安定的で予測可能な結果を出す傾向があり、真に革新的なデザインやアイディアには至らないことがあります。

3. 著作権や知的財産の問題
生成AIが学習したデータから新たなデザインやアートを生成する場合、その成果物が既存の著作権や知的財産権を侵害する可能性があります。
これにより法的な問題が発生することがあります。

4. とんでもない誤解
AIは学習データをもとにして予測を行いますが、時にはデータの解釈が誤ってしまい、奇妙な結果を生成することがあります。
これがクライアントやユーザーとのコミュニケーションにおいて問題を引き起こすことがあります。

5. エコロジカル(自然環境と調和している様子)な側面
大規模なモデルのトレーニングには膨大な計算リソースが必要であり、それに伴うエネルギー消費が懸念されています。
環境への影響やエネルギー効率の問題が議論の的となっています。



以上のように、この技術はデザイナーの創造性を加速し、パーソナライズドなデザインを実現する力を持っています。また、デザイナーとAIの協力により、効率的かつ戦略的な仕事に集中できる環境を提供し、デザインのプロセスがより迅速で効果的に進化していくことを僕自身も大いに期待しています。
生成AIを活用することで、新たな表現手法や革新的なデザインが生まれ、未知の領域への冒険が広がることでしょう。
生成AIはデザインの領域において躍進的な変革をもたらす可能性を秘めていますが、課題に対処しつつ、倫理的な取り組みや技術の進歩が進む中、より持続可能で包括的な未来を築くためには継続的な検討が必要です。デザイナーとAIが協力し、生成AIはツールとしての側面だけでなく、倫理的な視点からも見つめ続けることが大切だと考えます。


ということで…

生成AIさんに 今回のメインビジュアル的な画像を作成していただきました。

昨年末、宇宙戦艦ヤマトのファンが集う忘年会が神戸の某所にて開催されました。
そこで僕の全身を撮影してもらった画像があったので、生成AIさんに僕だけを自動切り抜きしていただき、違う背景を新たに生成してもらいました。
きらめき☆てんこもり♪」とテキストを打ち込んで出来上がった画像がこちらです。
メインビジュアル?
なんや これ?

なんで こんなに雰囲気暗くて しかも和風なん?? 「てんこもり」が 和風の森やと誤解したんか???


他にも たくさん作ってもらいましたが…

きらめき☆てんこもり♪ビジュアル
うひゃ〜  写ってはいけないような あかんのもいろいろあって使い物になりません。

こんなん もし仕事で そのまま納品でもされたら 絶対お客さん怒るやん。

AIさんの独り立ちは まだまだ です!

しばらくは 僕がAIさんを助けたる。

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