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2024年01月15日

物流回想録:未来への航跡002☆連日の定期便!明石~商都~湾岸を駆けろ!

こうして改めて、運送業の日々を振り返ると、
なんだか今でもトラックに乗っている感覚が不思議なほど蘇ってきますね(笑)。


【002☆メーカー工場製品倉庫運搬業務】
(4t ワイド ウイング)

三田(6:00出発)→明石魚住(7:30~荷降ろし~8:30)

→稲美(9:00 業務伝達等)→茨木(10:00~荷積み~11:00)

→堺(13:00~荷降ろし~13:30)→茨木(14:30~荷積み~15:00)

→堺(16:00~荷降ろし~16:30~宵積み~17:00)

→大阪此花(17:30~宵積み~18:00)→三田(20:00業務終了)



どうでしょう、この仕事は本当にエキサイティングです。
早朝、三田の会社を発ち、吉川・三木を経由して明石市魚住に向かいます。
荷降ろしが終われば、稲美にある元請けの運送会社で業務連絡や高速券の受け取り。
そして、三木小野インターから山陽・中国・名神の高速道路を駆け抜け、
大阪茨木の工場に到着します。

茨木の工場から製品を積み込んで、堺にある倉庫会社に荷を降ろし、
再び茨木の工場に戻ります。
そして、もう一度製品を積んで堺に向かうのです。

堺の倉庫はちょっと特殊で、降ろす場所が製品の種類や量によって異なります。
でもそのおかげで 毎回新たな指示に挑戦することができます。
そう思えば ワクワク感が高まりますね。

明石の工場に翌朝降ろすための製品を前日の夜に宵積みする作業も行います。
宵積みとは、朝一番の荷物を前日の夜に積んでおくこと。
三田の会社の倉庫内にトラックごと朝の出発時まで大切に保管するので
宵積みしたトラックは なんとなく少し贅沢な感じですね。

茨木~堺を1.5往復した後に向かう場所は 大阪市此花区にある工場です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンから程近い場所にあるこの工場では
堺の倉庫に無い製品を追加して宵積みします。
(ちなみに この業務を行なっていた当時、USJはまだオープンしていませんでした。)

これでようやく 43号線を経て六甲トンネルを抜けて 三田への帰途となるのです。

それにしても、茨木から堺までの1.5往復はこのコースのハイライト。
通常の近畿自動車道ではなく、名神高速道路から阪神高速池田線を経由して環状線に入り、
湾岸線を走り堺の工場に向かうルートを選んでいました。
もちろん、大渋滞は最大の敵ですが(笑)。

渋滞もなかなかのもので、ただ前進しているだけなのにストレスが溜まりますね。
でも不思議なことに、いつも大渋滞でもなんとか時間通りに運行できるんですよね。
苦笑いしながらも、その不思議な運命感にほっこりしてしまいます。

このコースでは、朝一番に明石市魚住の某メーカーの倉庫で荷降ろしするんですが、
それが現在の住まいからたった2、3分の距離。
当時は三田に居住していたので、やはり会社に帰っていましたが
でも、もし今と 同じ所に住んでいたら
わざわざ遠い道のりを走ることなくそのまま直帰できたのかも知れません。
もっと楽で走行距離も時間も無駄をせずに業務できたのかもしれませんね。
ま、それも でっかいトラックをとめておける場所があったならばのことですし…

このコースも 僕は3ヶ月ほどしか担当しなかったので、
結局は 何とも言えないかな?

全線高速利用で、仕事がプチドライブ旅行のような感覚になることもありますし、
モノの見方次第で、この仕事もちょっとした冒険や楽しいドライブとして考えれば、
もっと気楽に仕事ができたのかもしれませんね… きっと。

阪神高速道路 湾岸線とトラック  

2024年01月14日

物流回想録:未来への航跡001☆真夜中から未明の集荷運送業務

21世紀初頭から丸5年間、僕は兵庫県三田市の運送会社で働いていました。
あれからもうすぐ20年が経とうとしています。
自分があのようなハードな仕事をしていたとは、
今となっては嘘のようで、まるで夢のような話です。

トラックを降りてからは、月日が流れるにつれて、
あの頃のことを忘れていくような気がしていました。
しかし、その過去を忘れずにいたいと思い、初めてブログに記したのは
てんこもりのスタッフとして高砂の株式会社シールズで働いていた15年前のことです。

明石商工会議所で1月25日に開催される【第144回ふれんどらいん異業種ビジネス交流会】にて、
【運送屋綺譚2024スペシャル】と題した勉強会を盛り込むことが決まりました。
それを前に、加筆した内容にて、改めてこちらに記していきます。




【001☆宅配荷物集荷業務】(4t ワイド ウイング ロング)

三田(21:00出発)→摂津(22:30~集荷作業~翌0:30)

→茨木(1:00集荷)→三田(3:00~荷降ろし~4:00)

→六甲アイランド(5:00仮眠~7:00~集荷~8:30)

→神戸北区内配達(2・3件)→三田(10:00~荷降ろし~11:30業務終了)



運送業界での経験はさまざまでしたが、
宅配荷物の集荷業務に関しては、3ヶ月ほどの期間が記憶に残っています。
宅配といっても、一般家庭に届けられる荷物は少なく、大半が業務用のものでした。

重い原液が詰まったドラム缶や自動車エンジン、キャタピラ、建築用資材など、
さまざまなものを扱いました。
当然、日によって荷物の量が異なるため、積載方法には工夫が必要でした。
積載できない場合は、一旦 三田の会社に戻り、
荷降ろしをしてから再び摂津まで荷物を積みに行かねばなりませんでした。

また、集荷が遅れれば、早朝に出勤してくる宅配を担当する運転手たちに迷惑がかかります。
ただし、他のトラックを呼ぶなどの応援を頼むことは難しかったです。

フォークリフトやプラッター(リーチ型バッテリーフォークリフト)の操作は上達しましたが、
その過程で荷物や建造物の損壊(壁を壊す)などの物損事故も経験しました。

深夜であるため道は空いていますが、油断はできません。
小さな気の緩みが大事故につながる可能性があります。

そして、東の空が白みかかる六甲アイランドの埠頭で
集荷前の2時間ほど、トラックの車内で仮眠をとるのが至福のひとときでした。


六甲アイランドを望む
※現在の六甲アイランド周辺
 JR住吉駅周辺には立派なタワーマンションが林立し、当時と比べて大きく変化しています。