「きらめき☆てんこもり♪」は、「ふれんどらいん」を運営している江井島広告制作の代表「KURACHAN♪」がお届けするインスピレーションと知識の共有の場所です。 広告デザインはビジネスの成功において重要な役割を果たすとともに常に変化し続けています。 このブログでは、長年の経験と洞察力を基に業界の最新動向やトレンド、クリエイティブなアプローチに焦点を当て、読者の皆様に価値ある情報を提供します。

2024年02月06日

創造の流れの中の足跡と未来の可能性

今から50年もの昔の小学生の頃、僕は漫画家になる夢を抱いていました。漫画家は絵が上手なのが当たり前、加えてストーリーも考えなければなりません。物語を想像し夢を膨らませることも好きだったので、創作は問題はないように思いましたが、野球や他の興味が次第に僕の時間を奪っていき(笑)、漫画を描いて練習したりする時間がなくなってしまいました。
幼い頃からTVヒーローに憧れて、中学生の頃は宇宙戦艦ヤマトが好きになり、そんな影響でアニメに興味を持ったのですが、アニメといえばテレビマンガの印象が強い当時の大人たちはアニメをあまり評価しておらず、「アニメ関係なんかの仕事は安定しない」という意見もありました。

でも ずっと絵を描いたりするのは好きで、高校ではソフトボール部に所属して美術部も掛け持ちし、卒業後は就職せずに進学してイラストレーターになることを決めていました。
しかし、大阪のデザイン学校へ通うために新聞奨学生という道を選んで新聞販売店に住み込んで朝夕刊を配達し、新聞広告や折り込み広告を毎日目にしていたので、いつの間にか興味が広告制作に移り、アドバタイジングを専攻し現在に至っています。
新聞奨学生当時のエピソードは プチ自分史【僕をたどる物語】にも書いています。

今となって振り返れば、当時の自分と今の少年たちとはまるで異なる状況に生きていることを感じます。当時、僕たちはヒーローの活躍に夢中になり、手にした漫画が現実から離れた空想の世界を提供してくれました。

本宮ひろ志に始まり、江口寿史や 吉田秋生、あだち充などの漫画家に影響されました。
2011年に母親が他界して実家の整理をした際、僕が高校生の時に描いた落書きのようなものが見つかったので、それをイラスト コミュニケーションサービスの【Pixiv(ピクシブ)】にアップしています。

高校生時代の落書き



現代の少年たちはスマートフォンやソーシャルメディアを手にし、インターネットの世界で自分の世界を拡げています。僕が手にして読んで自分でも描きたいと思った漫画やイラストの世界と同じく、彼らにとってはYouTubeやオンラインゲームが大切な居場所となっているのでしょう。クリエイティブ環境も 創造するクリエイターがより活動しやすく進化を続けています。

これまで、さまざまな夢や興味が絡み合って、僕を新たな方向へと導いてきました。それはいつも刺激的で、これからも何らかの役割を果たしていくような気がしています。それが楽しみです。