「きらめき☆てんこもり♪」は、「ふれんどらいん」を運営している江井島広告制作の代表「KURACHAN♪」がお届けするインスピレーションと知識の共有の場所です。 広告デザインはビジネスの成功において重要な役割を果たすとともに常に変化し続けています。 このブログでは、長年の経験と洞察力を基に業界の最新動向やトレンド、クリエイティブなアプローチに焦点を当て、読者の皆様に価値ある情報を提供します。

2024年02月17日

飲食店のメニューと近年のオーダー方法の変化

近年、飲食店業界では大きな変化が起こっています。従来のメニューやオーダー方法から、デジタル化や顧客志向の新しいアプローチへと移行しています。これらの変化は、顧客の利便性向上や店舗の効率化を目指すものです。

メニューを持つ飲食店のスタッフ

デジタル化の進展
従来の紙のメニューや黒板による表示から、デジタルメニューへの移行が進んでいます。多くの飲食店では、テーブルに設置されたタッチスクリーンや専用アプリを通じて、顧客がメニューを閲覧し、注文を行うことができるようになりました。これにより、注文の正確性が向上し、待ち時間が短縮されています。

オンライン注文の普及
特に、外食を控える傾向が高まる中、オンライン注文がますます普及しています。多くの飲食店がウェブサイトや専用アプリを通じて、顧客が事前にオーダーを行い、指定の時間に店舗で受け取ることができるサービスを提供しています。これは、忙しい顧客や時間に制約のある顧客にとって大きな利便性となっています。

自動化された注文システム
一部の先進的な飲食店では、顧客のオーダーが自動化されています。顧客が店舗に入ると、顔認識やセンサー技術を使用して、その顧客の好みや過去の注文履歴に基づいて推奨メニューを表示します。支払いも自動的に行われるため、顧客はレジでの待ち時間を省略することができます。

カスタマイズ可能なオプションの増加
健康志向や食事制限を考慮した顧客の要求が高まる中、飲食店はカスタマイズ可能なオプションを提供することが重要になっています。オーダー時にトッピングや調理法の変更、アレルギー情報の提供などが可能であり、顧客は自分の好みやニーズに合わせたメニューを作成することができます。


飲食店業界は、テクノロジーの進歩と顧客志向の変化によって急速に変化しています。これらの新しい流れは、顧客体験の向上と業務効率化を両立させるための重要な一歩であると思います。

今後も さらなる革新が期待されますが、僕らデザイナーの立場からすれば、紙のメニューを手にとって そこから料理を注文していただきたいというのが本音です。

先日、先輩デザイナーの橋本さんとの打ち合わせを 橋本さんの事務所の最寄駅である林崎松江海岸駅近くのダイニング&バー grotto(グロット)さんで行いました。
そのお店の看板やショップカード、そしてメニューなどの制作は すべて橋本さんの手によるものです。

グロット メニュー

グロット 料理
WORKING STUDIO


以前に僕が制作した播磨町のうどん屋さんのメニューも アップしておきましょう。

木や メニュー


そして、播磨町内の旧浜国道沿いにこのお店の看板が設置されています。

木や 看板
この看板を製作してから 20年が経とうとしています。いつまでも変わらずここにあるのが嬉しいですね。
メニューも同時期に制作しました。当時の僕の基本デザインのままに 今の制作スタッフがそのイメージのままに変更作業を行っているとのことです。