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2024年06月02日

僕をたどる物語

5月30日と31日の両日は、21世紀初頭からお世話になっている運送会社に行ってきました。
20世紀末、デザイン会社を潰したのちに 各地を転々と放浪した末に辿り着いた兵庫県三田市の山間の地にある運送会社。
そこでトラックドライバーとして丸5年間勤務しておりました。

三田市と隣接する神戸市北区。
藤原台とか鹿の子台などの住宅地から程近い場所の田園地帯の中にある一軒家が会社の社員寮でした。
この地域を訪れるたびに当時の記憶が甦ります。

田舎


ここ何回かブログで紹介している熊木杏里さんがメジャーデビューしたのは、僕がトラック運転手としての仕事が ようやく慣れて来た頃の2002年ということです。
ただし、僕が熊木杏里さんの存在を知ったのは、その数年後の2004年に放送していた3年B組金八先生第7シリーズでの挿入歌「私をたどる物語」を聴いてからです。




熊木杏里さんの歌詞は、その繊細で詩的な表現が際立っています。

彼女の2002年のメジャーデビュー曲『窓絵』と、2006年リリースの『風の記憶』を比較し、もう一度その魅力に迫ってみましょう。

ちなみに、僕がデザイン業界に復活したのは2006年1月です。


『窓絵』は、孤独と希望の対比が印象的な楽曲です。
歌詞の冒頭部分では、窓越しに見る外の世界と、自分の内にある孤独感が対比されています。




「固くて冷たいベッド」という表現は、主人公の現実の冷たさを象徴しています。
一方で、小鳥や太陽といった自然の存在が、希望や癒しを感じさせます。

「雨も降るけど雪も降るけど、心の天気に晴れはない」という歌詞では、外の天気と心の中の天気が対比されており、心の中は晴れることがないが、それでも空を見上げることで希望を見出そうとする姿が描かれています。
「太陽の君」という表現は、希望の象徴であり、主人公を支えてくれる存在を指しています。




一方、『風の記憶』では、出会いや別れ、そして旅を通じて成長する姿が描かれています。
冒頭の歌詞では、地球や花、太陽といった自然の象徴が豊かに描かれ、これらが主人公の心に希望と力を与える様子が表現されています。




「風をくぐって海を越えたら、君が宝島になる」という部分では、風や海といった自然の力を借りて進む旅が描かれ、そこに「君」という存在が宝島として現れます。
夢や希望が魚の群れのように一緒に進んでいく様子が、躍動感と共に伝わります。



両曲に共通するのは、自然の要素を通じて希望や心の動きを描く点です。
しかし、『窓絵』では主に内なる孤独と外の自然の対比を通じて希望を見出そうとする姿が強調されています。
一方、『風の記憶』では、旅や出会いといった動きの中で希望や夢を追い求める姿が描かれています。


熊木杏里さんの歌詞は、どちらの曲も深い感情と美しい自然描写で彩られています。
『窓絵』は内面的な世界に焦点を当て、『風の記憶』は外の世界との関わりを通じて成長する様子を描いています。
それぞれの楽曲が持つ魅力は、聴く人に異なる感動を与えることでしょう。



これまで こんな感じで 熊木杏里さんの曲をいくつか紹介して来ましたが、一応 今回を持ちまして終了とさせていただきます。

数年前に本づくり教室に参加したメンバーが書き綴った作品を一冊にまとめて本を出版しました。
その中で僕は自分史を書きましたが、そのタイトルは「僕をたどる物語」。
熊木杏里さんが大きく影響してのタイトルであったのです。

『窓絵』の歌詞のように、外の世界を窓越しに見ていた一軒家の社員寮の「固くて冷たいベッド」の時代が過ぎ去り、それから『風の記憶』の歌詞の通りに風をくぐって海を越えて「宝島」という存在に辿り着いた僕がいたのでした。

「宝島」というのは トラックドライバー当時に知り合った今の嫁様ということになりますね(笑)。
本当にありがとう。


僕をたどる物語


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Posted by KURACHAN♪ at 15:56│Comments(0)僕をたどる物語日記
 
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